2011年12月に、自転車のハンドルで胸を打ち、肋骨が一本折れた。
1ヶ月余りで完治したが、その後遺症か同年夏頃よりの左手全体のシビレがだんだんひどくなった。肋骨骨折で訪れた病院でMRIなどで検査してもらったが、一向に良くならなかった。別の総合病院でも診察を受けた。ここでも「現代医学では、痛みは止められるが、シビレは止められない。」と言われた。訪れた二つの病院では、「頸椎の手術は非常に危険を伴うので避けるべきです。」と言われた。
偶然かわた鍼灸院のことを知り、初めの3か月は週に1回の治療を受けた。回を重ねるごとにシビレが弱くなり、半年くらいでほとんど感じなくなった。もちろん、MRIで見つかった頸椎椎間板ヘルニアが消えたわけではないので、重労働(300坪の畑を耕している。)をした後や、長時間のコンピューター入力をした夜は、シビレを感じる事はあるが、少し姿勢を変えるとすぐにおさまってしまう。
現在は、加齢による筋肉の退化と疲労の蓄積を防ぐため、月に2回の治療を受けている。
おかげで肩こりも改善され、血圧が20~30下がり、120/70で推移している。肩こりからくる高血圧の治療に鍼灸がもっと活用される事を願っている。
(摂津市 木下總一郎様 73才男性 頸椎椎間板ヘルニアによる左腕の痺れにより来院)
《院長からのコメント》